“女性のはたらく“を応援する経営者インタビュー #02 おむすび一路・店主 飯田 篤志さん 編
“女性のはたらく“を応援する経営者インタビュー #02
おむすび一路・店主 飯田 篤志さん 編
おしごと百貨店が活動の一環として、“女性のはたらく”を応援してくださっている経営者の方にインタビュー!
経営者の思いをお話しいただくことで、より会社のことを知っていただき、あなたに、そしてその会社にぴったりのマッチングをサポートできればと考えています。
今回のインタビューは、おむすび一路の飯田 篤志さん。
それではインタビュースタート!飯田さん、今日はよろしくお願いします!
おむすび一路の飯田 篤志(いいだあつし)と言います。
福島県郡山市鶴見坦にて、おむすびの専門店「おむすび一路」を運営しています。約30種類のおむすびとイートインの場合は季節のお惣菜などとのセットも提供しています。他ではやっていないこと、ここだから味わえるものにしようというのと、一番いい状態で食べていただきたいので、例えば、鮭は炭火焼き、たらこも炭であぶってから。「焼きたて」の具材を「炊きたて」のお米で「むすびたて」のおむすびにして提供しています。
Q.おむすび屋さんのお仕事って具体的にはどんな業務内容ですか?
具体的には僕たち調理スタッフのサポートと配膳・そしてお客様へのサービスです。仕込みや調理などはありません。朝はトイレ・手洗い場の掃除から始まり、洗い物や小鉢・お味噌汁のセッティングなどをお願いします。
また、ご予約が入っている場合はご予約ごとに振り分けたり、パックに詰めていただいたりもお願いします。開店後はホールスタッフとしてお客様をお迎えいただきます。レジはオートレジを導入しているので、操作自体は難しくありません。
Q.どんな方と一緒に働きたいと考えていますか?
何よりも笑顔。接客業なので明るい方だったら大体大丈夫だと思います。そして向上心ですね。また、現在、常連さんが7-8割なので、お客様との会話を楽しめる人が良いのかなと思います。あとは営業時間が短い分、ピークタイムが忙しくなるので、その忙しさを楽しめる、やりがいを感じられるタイプの人がいいのかなと思います。
Q.求職者からの声でよくあるのが、「子どもの急病などの時に休めるのか?」という不安です。そういうお子さんがいらっしゃる方ならではの対応などはどうされていますか?
これまでに実際にあったケースで、勤務中に保育園からお迎えの連絡が来たりしたときは、もちろんそのタイミングで退勤してもらい、お迎えに行ってもらっています。自分(店主)の子どももよく体調を崩していたこともあるので、「無理しない」運営を心がけています。
また、助け合いというか、「今日自分の代わりに入ってもらえない?」や「こないだ替わってくれたから今日は替わるよ!」など、スタッフ間でコミュニケーションをとってくれていて、シフト調整をしてくれていて、助かっています。
Q.そうなんですね!もうすでにママの悩みに対応できる体制が整っているということですね。
ちなみに、子どもの運動会などの行事の際もお休みをいただけたりしますか…?
もちろん、大丈夫です。しかも、そういう行事の日って結構日程が被ったりというのもあるので、どうしても出勤できる人数が少ない時はテイクアウトのみの営業にするなど、営業スタイル自体を臨時的に変更するなどして対応しています。
Q.飯田さんは、なぜそうしてスタッフの勤務時間の調整等を柔軟にされようと思っていらっしゃるのですか?
先ほども少し話しましたが、自分の子どもが小さい時、よく体調を崩したりしていたこともありますし、スタッフの勤務体制だけではなく、「無理しない」運営を心がけているということがあると思います。なぜなら、無理して少ない人数で営業しても、本来提供できる100%のサービスが提供できなくなる可能性があるからです。そうなると結果的にお客様にご迷惑をおかけしてしまうので。
Q.私たちがいろんな企業の方とお話ししていて、まだまだ女性の活躍促進に取り組めていないという方もいらっしゃいます。飯田さんの場合、女性の採用を検討した際に、ハードルになるかなと懸念されたこと、または不安だったことなどはありますか?
一番のハードルは仕事を探しているママさんの方がいろいろと考えすぎていることだと思います。もっと柔軟で多様な働き方が実現できるようにお互いが働きかけていくことが大事だと僕は思っているので、面接や就業後でも、直接話してお互いの希望と妥協点の折り合いがつけばOKだと思います。
飯田さん、ありがとうございました!とっても素敵なお店、そして店主さん!
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